松田青子
2013年 03月 12日
「スタッキング可能」
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著者:松田青子(まつだあおこ)
「スタッキング可能」「ウォータープルーフ嘘ばっかり!」「マーガレットは植える」「 ウォータープルーフ嘘ばっかり!」「もうすぐ結婚する女」「ウォータープルーフ嘘ばっかりじゃない!」の6つの話で構成。
< スタッキング可能 あらすじ>
A田とB田は飲みに行っては女の話ばかりしている。職場で可愛いCちゃん、堅物のD田の話など。当事者たちがどう感じているのか、視点を次々と切り替えながら積み重ねていくように描き出される。
< スタッキングの一般的な意味>
スタッキングとは、「積み重ねること。特に日本では、揃いの食器・家具などを積み重ねることをいう。」
<著者プロフィール>
松田青子 (マツダアオコ)
生年月日:1979年10月11日
兵庫県出身。同志社大学文学部英文学科卒業。
かつて、「ヨーロッパ企画」という劇団で女優「松田暢子(まつだのぶこ)」として活躍。
松田青子さんの文芸誌デビュー作品は、短篇小説「ノースリーブ」(すばる 2010年9月号)
訳書に児童文学『はじまりのはじまりのはじまりのおわり』(著: アヴィ、トリシャ・トゥサ)がある。
(*) 松田青子twitter
https://twitter.com/matsudaoko
(*) 松田青子 スタッキング可能(pdfファイル)
http://www.bungaku.net/wasebun/pdf/WB26WEB.pdf
「早稲田文学5」に掲載された「スタッキング可能」の冒頭部分が閲覧できます。
松田青子さん「スタッキング可能」出版
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20130227-OYT8T00410.htm
(2013年3月1日 読売新聞 書評)
会社での何気ない光景に漂う違和感を切り取った『スタッキング可能』(河出書房新社)を、作家の松田青子さん(33)が出版した。初の小説の単行本ながら、青木淳悟、柴崎友香、長嶋有さんら多くの作家が、帯に名前と推薦の言葉を連ねる気になる新人の作品だ。
あるオフィスビルで働く会社員が、並行して描かれる。男性社員のA田やB田は仕事帰り、ビールを片手に職場の女性の品定めを続ける。一方、女性社員F野たちは弁当を広げ、無意味なおしゃべりを続けていた。<あー、キャリアも上げなきゃいけないし女子力も上げなきゃいけないし……>
「会社って、自分を隠し、それぞれのルールに従って働く。悩んだりもしたはずなのに、結局、誰もが似た会話や行動をしてしまうことを書いてみたかった」
兵庫県生まれ。高校入学後、「日本の学校は合わない」と、米国に留学した。しかし、「アメリカに行ったからといって、簡単に明るくなれなかった」。一方で、ジョイス・キャロル・オーツなど米国の現代文学が好きになり、同志社大の英文学科を卒業した。
翻訳など様々な職を転々とし、ブログの文章が作家の福永信さんの目に留まる。本作は「早稲田文学」に掲載後、評判を呼んだ。
「小さなことを大切にした作品を書きたい。世の中の誰もが主人公になれるわけではなく、複雑な思いを抱え、同じような毎日を送って生きているから」
自分の抱える生きづらさをもとに、世間の人が見落としがちな視点を持つ作品を書けそうな作家だ。(待田 晋哉)
松田青子(書籍,著書,資料)
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・スタッキング可能 松田 青子
・はじまりのはじまりのはじまりのおわり 小さいカタツムリともっと小さいアリの冒険 アヴィ、トリシャ・トゥサ、 松田青子
・早稲田文学5 黒田夏子,松田青子,川上未映子,蓮實重彦
小さな幸せ
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私の事典
http://d.hatena.ne.jp/mydictionary/
ありがとう
http://arigatooo.exblog.jp/
意味と目次
http://wikibbs.exblog.jp/
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スタッキング可能型のスタッキング椅子
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by womeninfo
| 2013-03-12 09:29
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